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平成25年度東京同窓会「長高日和~長高生でよかった」リポート

当日の会場の雰囲気をお伝えするため、今年も会場において同窓生の皆様の生の声をお聞きしました。
今年度のテーマである「長高日和~長高生でよかった」に沿って、「長高生で良かった」と感じることを自由に話していただき、当番幹事終了年度や予定年度の皆様の苦労話や抱負等もお聞きすることができました。

星野正典さん

星野正典さん 昭和37年卒/古希

まずは、卒業年度とお名前をお教えください。
昭和37年卒の星野正典です。
長高生で良かったことは?
私自身が自慢するようなことはほとんどないですが、長高の先輩とかね、同期とか、後輩とかがいろいろなことに取り組んでいますよね。
そういう意味では、先輩、同期、後輩を自慢できるということは、長高のいいところだという風に思っていますね。
在校生へエールをお願いします。
エールなくてもできるじゃないの?長高生というのは。
他人や先輩に言われてね何かやるなんてとんでもない。質実剛健、これですよ!

佐藤剛さん、金子正枝さん

金子正枝さん

佐藤剛さん、金子正枝さん 昭和56年卒/前年度東京同窓会幹事

卒業年次とお名前を教えてください。
(佐藤さん)昭和56年卒の佐藤剛です。昨年の東京同窓会では、イベント・総務を担当しておりました。長岡大花火をテーマとして、「この空の花」の映画を企画しました。
(金子さん)同じく、昭和56年卒の金子(旧姓:小林)正枝です。昨年の幹事では、総務など一般的なことをさせてもらいまして、アナウンサーの方もいる前で、司会という大役をさせていただきました。
(佐藤さん)今年との比較はなかなか難しいですけど、昨年は昨年で楽しく運営させてもらいました。好評でしたね。
去年の幹事として苦労したことは何でしょうか?
(佐藤さん)毎年と同じだと思うのですが、本当に苦労はなくて、楽しいんですね。やっていること自体が楽しくて、6月か7月くらいに中核となるメンバーが集まって、月に1回企画会議みたいなのをやるのですが、そのあとの飲み会にメンバー全員が集まって話して、親睦を深めながら、幹事団を運営していく。幹事の私たちが楽しくないと、集まって下さる方々も楽しくないと思うので、そこがポイントかな、と思っています。
(金子さん)私も佐藤さんの言ったことに同感で、苦しいと言うよりも参加することが楽しいんですよね。飲み会もそうでしたし、結構長高生の特色だと思うのですけど、最初は厳しい、きちっとした会議をお好きな方が多いと思います。でも、その会議を離れるととてもフレンドリーに交流が進みます。高校を卒業してから、久しぶりに再会したり、新たに出会ったりした友だちがたくさんいて、それは大きな財産だな、と思っています。
(佐藤さん)中核となる幹事でそれぞれの分担を決めるわけです。あなたは司会、あなたは食材みたいな感じで。初めは、このままどうなるかと思う訳ですけど、最後終わってみると本当に「天の配材」で明らかにこの仕事がその人の適任だったよね、と思いました。さらに言うと、この人じゃなかったら、できなかったよねという風になっているわけですよね。それはすごいなーと思って、長高の人はベースがあるのだという風に思いますが、みんなが集まる中で「こいつはこれに適しているんじゃないか」、みたいな形で収まってくるというのは本当に感動しましたね。
長高生で良かったことは何ですか?
(金子さん)多くの友人と先輩との出会い、これはかけがえのないものだと思います。
(佐藤さん)こういう会に毎年出られる、これが一番大きい財産だという風に思います。

星野昌弘さん

星野昌弘さん 平成三年卒/長岡同窓会代表幹事

長岡の長高同窓会まであと42日と迫りました。私たちは、今回は東京で楽しませていただいておりますが、今までにない趣向を凝らした記憶に残る企画を準備しておりますので、ご期待とご参加をお待ちしております。
長高生で良かったことは何ですか?
今回、代表幹事を務めておりますがほとんど何もやっておりません。優秀なメンバーのみなさまに段取りをしていただけで、「承認」を与えるだけで済んでおります。本当に優秀な長高生に恵まれて本当に良かったな、と思っております。
東京同窓会に参加してみて、感想はいかがですか?
このような規模の大きな会場、おいしい料理が印象的ですね。長岡での同窓会の方はですね、どちらかと言うと、「山賊形式」、手作り形式ですので、趣向を凝らして、最強のメンバーが揃った幹事団でいい企画を作っていきます。
5月25日、アオーレ長岡にて17:30からアリーナで行います。1000名参加が目標です。どうぞよろしくお願いします!

村山豊さん

村山豊さん 昭和47年卒/還暦

今年還暦を迎えました。長岡祭りの大花火2日目に、みんなで寄付を募って、「スターマイン」を打ち上げようとしています。
10年前に私たちの年度が幹事を務めた時から、だいたいずっと出ています。
長高生で良かったことは何ですか?
特に、12~3年前に東京同窓会の企画をしようということになった時に、高校時代に知らない人たち8名ぐらいで友人関係が始まったのはとても大きかったです。
だいたい3回ぐらい一緒に活動していますね。旅行に行くなど、いろいろなイベントをやっています。
幹事をやって苦労したことはありますか?
同じ学年のメンバーを何人東京同窓会に集められるか、ということを開催の2年ぐらい前から積極的に呼びかけをしたことですね。
学生時代にお互い顔見知りじゃなかった同級生と一緒にやれたことで、死ぬまで一生続く関係を作ることができたと思っています。
在校生へエールを!
140年以上続く長高で、今年60歳になった私にとっても大きな財産です。
齢を重ねれば重ねるほど、卒業時の席次や成績に関係なく、長高を出たことの重みは増していくので、それがエールです。

八子秀康さん

八子秀康さん 昭和58年卒/来年度東京同窓会幹事

来年の当番幹事として、今年の会を見てどのようなお気持ちですか?
今年の東京同窓会の盛況ぶりを見ていますと、私たち来年の当番幹事としても準備を加速させていかなくてはいけないな、とかなりプレッシャーには感じています。
私たちは、私たちなりのイメージでぜひ参加者に楽しんでいただけるような会にしたいと考えています。今年は、同期がかなりたくさん参加してくれまして、この勢いをもって、来年はもっと多くの参加を募って、みなさんに喜んでいただけるような盛大な会にしたいな、と思っておりますので、みなさんのご協力よろしくお願いいたします。
長高生でよかったことは何ですか?
2つあります。
まず、長高野球部の出身だったんですが、毎日野球が嫌いになるくらい猛練習をして、柴山監督がいらしていますけれども、社会に出てから心身共に打たれ強くなったということですね。
次に、優秀で自由な考えの中で自分を持った仲間たちと高校生活を送れたことですね。
雁字搦めに縛られるんではなくて、セルフコントロールをする、というところを学べたことです。
在校生へエールを。
私たちの世代は、よく「今の若い者は……」という言葉を口にしますが、逆に今の若い人の方が立派ではないか、と思うことがあります。私の高校、大学時代はもっといい加減だったんじゃないかなと感じます。
今、非常に厳しい環境ですけれども、ぜひ長岡高校の魂を忘れずに、いろんな困難もあると思いますが、仲間を大切に生きていってほしいと思います。

法性昇先生

法性昇先生 昭和20年卒/出席者内最年長

今年の東京同窓会の印象はいかがでしょうか?
長生きしてよかった。出ることによって、長生きできると思いますね。
若い方とお会いするだけで、若返りますね。
長中生で良かったことは何ですか。
長中時代に学生として過ごし、長い間、長高に教員として務めさせてもらって、こんな楽しい優れた生徒のいる学校は、ざらにあるわけではないと思いますね。
やっぱり良きにつけ、悪しきにつけ、生徒の伝統が綿々と続いていると思います。本当に素晴らしい学校ですね。
在校生へエールを!
難しいねー。私自身のことを踏まえて言えば、できるだけ健康でいることがすべてだと思います。
風邪ひかないように、転ばないように。
それから、この齢になってからパソコンの勉強を始めたんだけれども、人の4倍くらい時間かかっていますが、楽しくてしょうがないですね。若くいる秘訣だなーと思っています。
来年、再来年もお会いできるのを楽しみにしています。
私も楽しみにしています。どうもありがとうございました。

高橋和也さん

岡田拓也さん

高橋和也さん、岡田拓也さん 平成17年卒/出席者内最年少

東京同窓会に参加して、いかがでしたか?
(岡田さん)こんなに人数がたくさん集まることは、想定していなかったので、大きな会でびっくりしています。
(高橋さん)私も同じで、人がたくさんいて、驚きました。
長高生で良かったことは何ですか?
(岡田さん)学生時代の仲間が今も仲間であり続けているということだけでも良かったと思えています。東京同窓会に参加させていただけることも良かったと思っています。
(高橋さん)思ったよりも有名で、「長高出身なんだね」という感じで、話の掴みになります!
在校生へエールを!
(岡田さん)東京に来ていただいてもこれだけ多くの方々が待っていらっしゃるので、ぜひ新潟に残っても東京に来てもぜひ安心して、来てください。
(高橋さん)高校生活は3年で終わってしまうので、ぜひ楽しんで学校生活を送って下さい。

立川恭子さん

立川恭子さん 昭和47年卒/長岡同窓会副会長

私は、記念資料館という代々の長岡高校の歴史を展示している資料館を担当しているわけです。
そこで展示されている資料を見ると、この学校の素晴らしい歴史がすごくよく分かります。それを同窓のみなさんに周知していくのが私の仕事だな、と思っています。
現在は、現役の長高生に「和同祭」という文化祭の時に合わせて、資料館をOB展というのをやっています。これは、OBの中にも現役生の中にも非常に優れた作品を生み出す方がいるので、今年度は「切り絵」なんですが、そういう作品を展示しています。後輩の生徒諸君、保護者の方々、先生方にも見ていただけるように試みております。
こういう形で長高の「伝統」を守るお手伝いをさせていただいているつもりでおります。
長高生で良かったことは何ですか?
在学当時は、少し暗い生活だな、と思っていたんですが、この齢になって多くの年数を経て、多くの友人や先輩、後輩に支えられているという場面が多いですね。
長高を卒業して、一生懸命生きてきた訳ですけれども支え合って生きてこられたというのが物凄く良かったことだな、と思っています。
在校生へエールを!
一人で生きていけるわけではないし、ある程度能力が恵まれて長高に入っているわけですから、その能力を誰かのために使うように考えてもらうと、この学校もより発展するのではないか、と思います。

事前の了解をいただいた方だけでなく、当日の会場の雰囲気でインタビューをお願いした方もおられましたが、インタビューに応じていただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
毎年たくさんの同窓生の方々にご参加いただいていますが、どうしても都合がつかなかった方、一度も参加したことはないが総会の模様を見てみたいと思われる方もおられると思います。
一人でも多くの同窓生に総会の生の雰囲気をお伝えするべく、今年もこのページを作成しました。
皆様にお楽しみいただけば幸甚です。

長岡中学・高校東京同窓会ITチーム一同

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東京同窓会の垂れ幕をリニューアルしました

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東京同窓会の主役の一つでもある舞台上の垂れ幕は、平成15年長岡中学・長岡高校東京同窓会の当番幹事学年だった昭和47年卒の人たちが彼らの企画として製作したものです。

当初、1日限りのものとして紙で製作されました。
描かれている絵は懐かしい郷愁を感じさせるもので長高時代の「春、夏、秋、冬」の学校生活が描かれています。

春、難関を突破して入学に心弾む制服姿の男子学生と女子学生
男子は学生帽、女子はネクタイ着用が義務づけられました。
夏、暑い日差しの照りつける中、
通学で使っていた麦わら帽子で運動部の試合を応援する長高生、
中央、応援団部員による応援歌練習風景、
秋、読書の秋、食欲の秋
冬、体育の授業で長靴を履き、スキー、ストック(懐かしい竹製です)を担いで
雪道を行進しながらお山(悠久山)まで歩いて行きました。

当時、男子の履物は下駄、校内では裸足(昭和30年代の学生)、冬でも裸足の男子学生は賞賛されました。女子は室内履きが許可されました。

背景は古い木造校舎の全景、正面には校章の三つ葉柏と丸いドーム状の体育館が描かれています。

この垂れ幕は3メートルx10メートルの大きさで、平成15年から平成24年まで毎年4月の東京同窓会・会場に飾られ、東京同窓会の象徴としての役割を担っています。

平成24年に当時の東京支部役員、平成24年度(昭和56年卒)、平成25年度(昭和57年卒)当番幹事団と協議の後、布製の垂れ幕を作ることを決定しリニューアルの運びとなりました。
布製の垂れ幕は折りたたみやすく、たたみ皺が少なく、軽く、保管も簡単でありスーツケースにいれて持ち運ぶことができます。

画の作者は昭和47年卒諸橋精光氏(千手観音千蔵院住職)、デザインは高橋和弘氏(デザイン ワークK2)で、版権は両氏が所持しています。

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平成24年度東京同窓会「和・輪・話~すべてがここから」リポート

昨年に引続き今年も会場で同窓生の皆様にインタビューして生の声をお聞きしました。
今年度のテーマである「長岡花火」については皆様に一言触れていただき、それぞれの卒業年次や個人の関心あるテーマに沿って楽しいお話を聞くことができました。

柳和久さん

柳和久さん 昭和44年卒/長高同窓会副会長

好きな長岡の花火は?
やはり長く続く花火がいい花火だと思います。
どういうカラーでもいいんだけど、長く続いていくことが大事ですね。
同窓会ではどういうお仕事をしていますか?
副会長は何人かいて、仕事を分担しています。
私は、会報の編集委員長をやっています。毎年2回編集しているので、いろいろな人の情報が集まってきますね。
同窓会のお仕事をしていて良かったことは何ですか?
やはり「社会で認められている方」が会報に執筆されることで、ものすごく発見があるし、誇りを持てる気がします。
長岡高校は広いな、ということを感じますね。
まだ同窓会に参加したことのない方へメッセージをお願いします。
集まって何があるのかという気持ちで来るよりも、同窓会に来たら自分で何か情報を発信しようという気持ちでくると面白いと思います。
行ったら面白いことがある、ではなくて、自分の存在をアピールするくらいのことをやってほしいな。それが願いです。

井村春枝さん

阿部良明さん

井村春枝さん、阿部良明さん 昭和46年卒

東京同窓会には、いつも参加されていますか?
(阿部さん)今回、7回目の参加なんです。最初に参加したのは、40歳の時で、その時ちょうど船で同窓会をやっていました。50歳の幹事年を挟んで5回参加して、今回久々に60歳の記念ということで参加しました。

(井村さん)私もほとんど同じです。幹事年の頃、初めて誘われて参加して、今回は久しぶりの参加です。
60歳になって参加された気持ちは?
(阿部さん)やはり、先が見えてきたかなという寂しさもあって、この世で何かやっとかないという気持ちです。特に、同窓会は先輩が多いんで、まぁ60歳といってもまだ小僧みたいなもんですけどね(笑)。
(井村さん)40代や50代の現役の時よりは、「望郷の念」というかある種の懐かしさみたいなものが身近な感じになっていますね。
好きな長岡花火は?
(阿部さん)「フェニックス」はシンボル性があるし、「天地人」も見応えがあります。
それと比べて、「三尺玉」もちょっと遠くで上がる分ね、小さく見えるけど、素直にいいなと思います。どれがいいというのは、あまり気にならない。あと「ナイヤガラ」もありますね。
(井村さん)実は、20年ぐらい見ていません。あまりに進化していて、今回の同窓会での映像を見てびっくりしました。
まだ同窓会に参加されたことのない方へメッセージをお願いします。
(井村さん)すごく気軽に来てみるといいと思います。そうすると、まるで実家やふるさとへ帰ったような気持ちになれます。大人になってから責任とかいろいろありますが、そういう責任がなかった10代に、一瞬戻れるのがいいですね。

高橋和弘さん

高橋和弘さん 昭和47年卒

自己紹介をお願いします。
現役時代は、バスケットボール部でした。
東京同窓会には、いつも参加されますか。
昔は、知らなかったんですが、50歳の節目に幹事をしたのを機会に参加するようになりました。たまたま私は、みんなが集まりやすい場所に住んでいたし、仕事が広告関連でこういうイベントには近い領域をやっているという縁もあって、参加するようになりました。
後ろの垂れ幕を作られたのが高橋さんの年度の方たちということですが……。
私の同期にプリンスホテルの関係者がいる縁で、新高輪プリンスホテルで同窓会を開くようになりました。前の同窓会会場よりも結構大きいところで開催となったので、大きく目立つ垂れ幕を作ることにしました。
たまたま同期にお寺で絵師の諸橋精光君がいたので、3年間の思い出を春夏秋冬に表して、彼に依頼しました。レトロな懐かしさを強調したデザインです。
私の卒業年度から少し先に制服がなくなっています。当時私も下駄を履いていたので、この垂れ幕は自然な感じに見えます。
本当は、私たちの幹事年のためだけに作ったんで、捨てる予定だったんですが、いろいろあってリーダーが持ち帰ることになりました。次の代も垂れ幕を使いたいということになり、今も残っているわけです。高橋和弘さんと垂れ幕

松田(森岡)奈緒子さん、大和(山崎)章子さん、清水(西村)まやさん 昭和53年卒

好きな長岡花火は?
(松田さん)しばらく見ていなかったのですが、一昨年・昨年と集まって見させてもらいました。「フェニックス」ですね。素晴らしいと思いました、感動しました。
(大和さん)私も「フェニックス」ですね。
(志村さん)私は、「ナイヤガラ」です。
同窓会の魅力は?
(松田さん)同級生と会う機会は、あるんですけど、いろいろな学年の人たちと再会させていただく機会というのは、この場だけですね。
こういうチャンスを与えていただいて感謝しています。
(大和さん)私は、すごく久しぶりに校歌を歌って、すごくうれしかったですね。たまにはいいですね。
(志村さん)同じ学年でも全然付き合いがなかった人と新たに同じ学校だったということで親しくなったり、こんなに近くに住んでいたんだということで交流が深められたりといった感じで、「今までの関係+α」で新しい関係ができるというのがいいところだと思います。

長岡正志さん

西村典子さん

長岡正志さん、西村典子さん 昭和55年卒

自己紹介をお願いします。
(長岡さん)昭和55年卒業の長岡正志です。在学当時は、地学部と物理学部に入っていました。
(西村さん)同じく昭和55年卒業の西村(旧姓:皆川)典子です。野球部のマネージャーをやっていました。
同窓会にはいつも参加されていますか?
(長岡さん)私は、20代から参加させてもらっていまして、いつも楽しみにしています。
(西村さん)去年、幹事年で参加させてもらって、感動して今年も参加させてもらいました。
昨年は幹事年ということでご苦労されたことなど教えてください。
(長岡さん)私は、昨年司会者をさせてもらいまして、直前まで地震の影響で開催が危ぶまれました。
最後、いろいろと心配しつつも皆様の熱意で参加にこぎつけました。その部分が一番大変だったかな、と思います。
それから、当日も午前中地震があったので、先輩方に迷惑をかけないような司会をするのが大変でしたね。
(西村さん)私は、受付を担当しましたが、全体的な苦労というと地震の影響で、「どのようにやっていこうかな」、とみんなで考えたことが大変でしたね。当日までいろいろと細々としたことは大変でしたが、振りかえってみると、とてもみんなと一緒にできて楽しかったな、と思っています。
当番幹事年についてどうお感じになりますか?
(長岡さん)50歳になって、東京同志会の幹事団を組むというこのシステムを作り上げた先輩方に感謝や尊敬の念を持ちます。いいシステムを作っていただいたんだな、と思います。この後、続く幹事団もそう思うはずです。
(西村さん)私も30何年ぶりに会えたことも感動しましたし、みんなで一つのことをやり遂げるというのが仕事ではなく、学校でもなく、社会に出てからできたのがすごく楽しかったな、と思います。

廣井晃さん

廣井晃さん 昭和49年卒/復興支援ネットワーク・フェニックス代表

サークルは、何に入っていましたか?
最終的には、演劇部でした。
花火のPR・普及活動で苦労したことなど教えてください。
本当に一瞬で消える花火ですから、そこに至るまでにはいろいろなものが詰まっています。それをみなさんと共有して考えていきたいです。
映画「この空の花」のように、世界中の火薬が花火になれば、と思っていますし、そのためにも頑張りたいです。長岡から花火の火を消さないように、私も講習を受けさせてもらったり花火を上げていますし、去年の「三尺玉」もスイッチを押させてもらったりしました。
このようにいろいろやっていくことが地域の活性化につながっていけば、と思っています。
まだ同窓会に参加したことのない方へメッセージをお願いします。
同窓会は、「みんなの心のふるさと」です。そして、仲間がたくさんいる。なかなか出てこれない方も多いと思いますが、参加されるとまた思い出が一つ作れると思います。一生の思い出づくりに1回は参加しましょう。

梅田直人さん 昭和62年卒

自己紹介をお願いします。
陸上部で110メートルハードルをやっていました。
インターハイには出られなかったけど、県高校総体で優勝するなど、とても楽しい高校生活でした。
好きな長岡花火を教えてください。
昔から「三尺玉」は大好きですけど、最近は、やはり「フェニックス」ですね。この前の「フェニックス」も家族みんなで見ました。
つくば市に住んでいるんですが、家族4人で長岡に戻って、とても感動しました。
まだ同窓会に参加したことのない方へメッセージをお願いします。
私も今回初めて東京同窓会に参加したんですけど、とてもフレンドリーでいろいろな方とお話しできて、予想以上にいい会でしたので、みなさん是非来てください。

中嶋清香さん 平成16年卒

今回参加してみての感想は?
今回初めて参加しました。
先輩方がすごく優しくて、一人で来ても全然怖くないところなので、人脈も広がりますし是非東京にいらっしゃる方は来てみたらどうでしょうか。
好きな長岡の花火は?
やっぱり「フェニックス」ですね。
震災の復興から始まって、涙なくしては見れない、長岡が一つになれる瞬間かな、と思います。

事前の了解があるかないかに拘わらず、快くインタビューにお応え下さった方々に改めて御礼申し上げます。
インターネットを通じて同窓生の皆様の映像、写真、音声、お話の概要をお伝えし、東京同窓会の活動が更に活発化する一助になればと祈っています。

長岡中学・高校東京同窓会ITチーム一同

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平成23年度東京同窓会「絆-繋ぐ、繋がる、悠久の同志」リポート

その場にいないとわからない同窓会の良さを皆さんに伝えたくて、インタビューを企画しました。
企画の段階では楽しさを伝えられるインタビューを考えました。
3月11日の大震災発生後、一度は会の開催すらあきらめましたが、実施が決定され、それを受けてIT部会も企画を再考し、
エールを伝えていただくインタビューにしました。

新保さん

新保晃さん 昭和33年卒

参加して良かったことは?
やっぱり、10代の、まだ精神が未熟・固まる以前の段階で心の交流があった人たちとの仲間意識・心の通いあいというのは死ぬまで続く。
それがやっぱりこのような会場に来るような人たちの心の底にあるんじゃないかな。そう思う。
こういう話をするとどうしても声が涙声になっちゃう。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
今が苦しいんだから、明日は必ず楽になるよ。その一言だね。

入船亭船辰さん

入船亭船辰(川越辰郎)さん 昭和57年卒

参加して良かったことは?
もう、楽しいですよ。久しぶりに同級生とあって一杯飲んで、これからまた良い仕事ができそうです。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
東北のお住まいのみなさま、本当に大変でした。私も、微力ながら義援金活動をさせていただいております。落ちついたら、また落語でお邪魔してボランティアでやらせてもらいますんで、がんばりましょう!ぜひまたお会いしましょう!ありがとうございました。

岩坂光芳さん

岩坂光芳さん 昭和28年

参加して良かったことは?
繋ぐ、つながるという、いわゆる先輩後輩のこういう関係と、長岡という特殊な街のみんなの連帯感というのがこういうところに集まると非常に強いですよね。
それがとても嬉しくて。
そういう仲間が大勢、集まるっていうのはめったにないことですよね。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
本当にこのたびの不幸な事件でまったくお気の毒だとは思いますけども、やはり日本人はいざという時になると非常に強い、と私はその力を信じています。必ずや立派な日本をもう1回立て直してくれるだろうと期待しております。

中村松男さん

中村松男さん 昭和43年

参加して良かったことは?
私自身も、多分20年以上前に参加をはじめたのですけども、そこから非常に同じ高校だということで交流の輪がひろがって、今はもう60も過ぎてますけども非常に楽しい繋がりがたくさんできています。
ぜひ一度来て頂ければなと思います。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
我々も、およばずながら首都圏の方からエールを送りたいと思います。
頑張って復興を一緒にやって行きたいと思います。ぜひ、がんばりましょう。

小林拓也さん、松田岳史さん
小林拓也さん、松田岳史さん

小林拓也さん、松田岳史さん 平成21年

参加して良かったことは?
やっぱりすごい歴史があるとは分かっていたのですけど、改めて色々な年の人がいっぱいいて、とてもびっくりしました。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
(中越地震の体験を踏まえて)被災を経験したときはものすごい大変でした。
でも、いろんな人からの支援やボランティアに参加していただいてものすごく励まされて、そういったありがたさをよくわかって、そういった点では良かったです。
あと、普段気がつかないことそういったありがたさを含めてですけど、人のつながりを強く感じることができて人の絆の大事さを大切にしていけば、きっと乗り越えられると思うのでがんばってください。

阿部紘子さん

阿部紘子さん 平成8年卒

参加して良かったことは?
いろんな業界で活躍されてる方々とお話しできたりとか、やっぱり長高と言うのは歴史のある学校だったのだなと感じることが出来て大変よかったな、と思います。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
このたび被災された東北支部の方々、心よりお見舞い申し上げます。
私としましてもいろいろ出来ることはできる限り協力したいなと思っていますので、必ず皆さんが安心して生活できるような状況になると思います。
それを信じて前を向いてがんばってください。

松永二三男さん

松永二三男さん 昭和45年卒

参加して良かったことは?
そうですね、やっぱり1年に1回、こうやってふるさと・長岡、新潟その空気と人情と絆を感じる良い機会です。
1年に1回ここで自分が自分の原点に戻れる、そんな気がします。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
日本は昔から、震災がある、地震がある国といわれていて。僕も中学校1年生の時に新潟地震を経験しているし。
本当にあのとき、僕は見附中学校1年生で、校舎がぐらぐら、石油タンクがぐらぐらになって、僕は1階から中庭のテニスコートまで窓を飛び出して逃げたのを覚えてますけれども、それから最近では新潟中越大震災があって今回の東日本大震災がある。
震災はいつもそばにあるんだけれども、でもそのなかで本当に頭をおおいたくなるような被害、亡くなった方、行方不明の方、避難された方、それから被災された方、いっぱいいますけども、でもね、原点は心の中でどこかで繋がっているということ、繋がっていることを認識して我々が支え合っていくというのは日本人のよさだと思っています。それを忘れずに生きていきたいと思っております。

鈴木浩さん

鈴木浩さん 昭和50年卒

参加して良かったことは?
高校を出てからみんな大学に入って社会人になって、ずっと10年、20年関係がなかったのですけども、50歳の時の幹事をやることになって、もう1回みんなが集まった。
その時に、いろんな経験を積んだ人が集まって、その人の素晴らしさを皆が分かりながらひとつの同窓会の幹事をやったというのがとても大きな仲間というか、同期というものを知る意味で大きな意味になったと思います。
それがまた、先輩から後輩へ繋げるという意味でも高校時代に戻ってものごとを考えたりする気概があって非常に意味深いと思います。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
いま私、トルコのイスタンブールで仕事をしているんですけど、トルコの人たちは日本が大好きで、アジアの東の端にある日本、アジアの西の端にあるトルコということですごく共通という考えをもっていて。
そのトルコの人たちが「鈴木、お前の国は大丈夫か?」と言ってくれたり、あるいは、イスラムの国ですから、トルコの人は毎週金曜日にお祈りをするのですが、震災のあった翌週3月18日の金曜日のモスクでのお祈りは、全員日本の為にお祈りをするということにしました、と言ってくれた。これがすごいありがたいなぁと。
ですからみなさん苦しいでしょうけども、世界の人たちもトルコの人も含めて東日本を応援してるよ、と応援メッセージが伝わってくるのがとてもありがたいと思いました。

鈴木謙策さん

鈴木謙策さん 昭和63年卒

参加して良かったことは?
今まで実は、あまり同窓会には出なかったんですけど、去年たまたま当番幹事で、長岡の同窓会を同期のみんなと作ってやったんです。
そのとき本当に楽しかったし感動するものがあって、やはり同じ長岡高校というキーワードで繋がった絆って本当に大切だなと思ったので今年も参加しました。
これがこの後もずっとこういう絆が続くことを切に願っております。
先輩後輩同期みんな楽しくやりましょう。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
諦めずに頑張ってほしいなと思ってます。
僕らもやれること、小さいかもしれないですけどなにかやっていきたいなと思っていますので、この先もがんばってください。

金田美輝さん

金田美輝さん 昭和59年卒

参加して良かったことは?
25年ぶりに再会もあって本当に楽しかったと思っております。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
私ども、同期の名簿で把握しているところでは、東北の被災地で4名ほど在住の方がいらっしゃいます。
いまのところ命に別条はないということは伺っているのですが、郡山で医師を務めている同期が1人おりまして自宅は破壊されて住めなくなってしまい、お子さんと奥さまを栃尾の実家に預けた後、10時間かけて戻って、今は郡山の病院に住み込みでずっと働いているというようなことを聞きまして、なんとか応援ができないかと思っております。
それから、仙台の支部、長岡高校仙台支部についてもなにか支援ができないかなということで、同期のSNSではかっていきたいとおもっています。

鳴海剛さん

鳴海剛(渡辺正剛)さん 昭和59年卒

参加して良かったことは?
僕が一応、59年の東京同窓会の学年幹事という形で一応仰せつかってやっておりますが、なにぶん友達が少ないので、(呼びかけても)今日は59年の人間が長岡から来てるメンバーしかいなくて。
東京、関東近辺の人たちがなかなか来てくれないという。あと、うちの年度幹事が4年後に控えておりますので、もっともっとみんなが来ていただけたら嬉しいな、と思っております。ぜひ、今後ともよろしくおねがいします。
東北の同窓会支部への方々へ応援メッセージを!
新潟の中越(地震)のときも、うちの実家も被災したし本当にいろいろ大変な思いをしました。それを今度は僕らが返す番です。なので日本全国でみんな心はひとつだと思いますから、これからもご支援のほどよろしくお願いします。
なんかすごい固くなっちゃいますけど、今日は楽しくやってます。本当に、長岡高校大好きです。これからもよろしくお願いします。

事前に約束して、インタビューに答えていただいた方。
当日、お願いしてインタビューに答えていただいた方。
皆様、同窓というだけで、心よく受けていただきました。

インターネットは、音や文字を送る道具ですが、“思い”や“気持ち”が少しでも伝わることを願っています。
これからも皆様の“絆”を深めるためインターネットを活用して同窓会の発展に貢献していきたいと思います。
来年は、何の心配もなく同窓会が開催できることを祈っています。

長岡中学・高校東京同窓会ITチーム一同