当日の会場の雰囲気をお伝えするため、今年も会場において同窓生の皆様の生の声をお聞きしました。
今年度のテーマである「長高日和~長高生でよかった」に沿って、「長高生で良かった」と感じることを自由に話していただき、当番幹事終了年度や予定年度の皆様の苦労話や抱負等もお聞きすることができました。
星野正典さん 昭和37年卒/古希
- まずは、卒業年度とお名前をお教えください。
- 昭和37年卒の星野正典です。
- 長高生で良かったことは?
- 私自身が自慢するようなことはほとんどないですが、長高の先輩とかね、同期とか、後輩とかがいろいろなことに取り組んでいますよね。
そういう意味では、先輩、同期、後輩を自慢できるということは、長高のいいところだという風に思っていますね。 - 在校生へエールをお願いします。
- エールなくてもできるじゃないの?長高生というのは。
他人や先輩に言われてね何かやるなんてとんでもない。質実剛健、これですよ!
佐藤剛さん、金子正枝さん 昭和56年卒/前年度東京同窓会幹事
- 卒業年次とお名前を教えてください。
- (佐藤さん)昭和56年卒の佐藤剛です。昨年の東京同窓会では、イベント・総務を担当しておりました。長岡大花火をテーマとして、「この空の花」の映画を企画しました。
- (金子さん)同じく、昭和56年卒の金子(旧姓:小林)正枝です。昨年の幹事では、総務など一般的なことをさせてもらいまして、アナウンサーの方もいる前で、司会という大役をさせていただきました。
- (佐藤さん)今年との比較はなかなか難しいですけど、昨年は昨年で楽しく運営させてもらいました。好評でしたね。
- 去年の幹事として苦労したことは何でしょうか?
- (佐藤さん)毎年と同じだと思うのですが、本当に苦労はなくて、楽しいんですね。やっていること自体が楽しくて、6月か7月くらいに中核となるメンバーが集まって、月に1回企画会議みたいなのをやるのですが、そのあとの飲み会にメンバー全員が集まって話して、親睦を深めながら、幹事団を運営していく。幹事の私たちが楽しくないと、集まって下さる方々も楽しくないと思うので、そこがポイントかな、と思っています。
- (金子さん)私も佐藤さんの言ったことに同感で、苦しいと言うよりも参加することが楽しいんですよね。飲み会もそうでしたし、結構長高生の特色だと思うのですけど、最初は厳しい、きちっとした会議をお好きな方が多いと思います。でも、その会議を離れるととてもフレンドリーに交流が進みます。高校を卒業してから、久しぶりに再会したり、新たに出会ったりした友だちがたくさんいて、それは大きな財産だな、と思っています。
- (佐藤さん)中核となる幹事でそれぞれの分担を決めるわけです。あなたは司会、あなたは食材みたいな感じで。初めは、このままどうなるかと思う訳ですけど、最後終わってみると本当に「天の配材」で明らかにこの仕事がその人の適任だったよね、と思いました。さらに言うと、この人じゃなかったら、できなかったよねという風になっているわけですよね。それはすごいなーと思って、長高の人はベースがあるのだという風に思いますが、みんなが集まる中で「こいつはこれに適しているんじゃないか」、みたいな形で収まってくるというのは本当に感動しましたね。
- 長高生で良かったことは何ですか?
- (金子さん)多くの友人と先輩との出会い、これはかけがえのないものだと思います。
- (佐藤さん)こういう会に毎年出られる、これが一番大きい財産だという風に思います。
星野昌弘さん 平成三年卒/長岡同窓会代表幹事
- 長岡の長高同窓会まであと42日と迫りました。私たちは、今回は東京で楽しませていただいておりますが、今までにない趣向を凝らした記憶に残る企画を準備しておりますので、ご期待とご参加をお待ちしております。
- 長高生で良かったことは何ですか?
- 今回、代表幹事を務めておりますがほとんど何もやっておりません。優秀なメンバーのみなさまに段取りをしていただけで、「承認」を与えるだけで済んでおります。本当に優秀な長高生に恵まれて本当に良かったな、と思っております。
- 東京同窓会に参加してみて、感想はいかがですか?
- このような規模の大きな会場、おいしい料理が印象的ですね。長岡での同窓会の方はですね、どちらかと言うと、「山賊形式」、手作り形式ですので、趣向を凝らして、最強のメンバーが揃った幹事団でいい企画を作っていきます。
5月25日、アオーレ長岡にて17:30からアリーナで行います。1000名参加が目標です。どうぞよろしくお願いします!
村山豊さん 昭和47年卒/還暦
- 今年還暦を迎えました。長岡祭りの大花火2日目に、みんなで寄付を募って、「スターマイン」を打ち上げようとしています。
10年前に私たちの年度が幹事を務めた時から、だいたいずっと出ています。 - 長高生で良かったことは何ですか?
- 特に、12~3年前に東京同窓会の企画をしようということになった時に、高校時代に知らない人たち8名ぐらいで友人関係が始まったのはとても大きかったです。
だいたい3回ぐらい一緒に活動していますね。旅行に行くなど、いろいろなイベントをやっています。 - 幹事をやって苦労したことはありますか?
- 同じ学年のメンバーを何人東京同窓会に集められるか、ということを開催の2年ぐらい前から積極的に呼びかけをしたことですね。
学生時代にお互い顔見知りじゃなかった同級生と一緒にやれたことで、死ぬまで一生続く関係を作ることができたと思っています。 - 在校生へエールを!
- 140年以上続く長高で、今年60歳になった私にとっても大きな財産です。
齢を重ねれば重ねるほど、卒業時の席次や成績に関係なく、長高を出たことの重みは増していくので、それがエールです。
八子秀康さん 昭和58年卒/来年度東京同窓会幹事
- 来年の当番幹事として、今年の会を見てどのようなお気持ちですか?
- 今年の東京同窓会の盛況ぶりを見ていますと、私たち来年の当番幹事としても準備を加速させていかなくてはいけないな、とかなりプレッシャーには感じています。
私たちは、私たちなりのイメージでぜひ参加者に楽しんでいただけるような会にしたいと考えています。今年は、同期がかなりたくさん参加してくれまして、この勢いをもって、来年はもっと多くの参加を募って、みなさんに喜んでいただけるような盛大な会にしたいな、と思っておりますので、みなさんのご協力よろしくお願いいたします。 - 長高生でよかったことは何ですか?
- 2つあります。
まず、長高野球部の出身だったんですが、毎日野球が嫌いになるくらい猛練習をして、柴山監督がいらしていますけれども、社会に出てから心身共に打たれ強くなったということですね。
次に、優秀で自由な考えの中で自分を持った仲間たちと高校生活を送れたことですね。
雁字搦めに縛られるんではなくて、セルフコントロールをする、というところを学べたことです。 - 在校生へエールを。
- 私たちの世代は、よく「今の若い者は……」という言葉を口にしますが、逆に今の若い人の方が立派ではないか、と思うことがあります。私の高校、大学時代はもっといい加減だったんじゃないかなと感じます。
今、非常に厳しい環境ですけれども、ぜひ長岡高校の魂を忘れずに、いろんな困難もあると思いますが、仲間を大切に生きていってほしいと思います。
法性昇先生 昭和20年卒/出席者内最年長
- 今年の東京同窓会の印象はいかがでしょうか?
- 長生きしてよかった。出ることによって、長生きできると思いますね。
若い方とお会いするだけで、若返りますね。 - 長中生で良かったことは何ですか。
- 長中時代に学生として過ごし、長い間、長高に教員として務めさせてもらって、こんな楽しい優れた生徒のいる学校は、ざらにあるわけではないと思いますね。
やっぱり良きにつけ、悪しきにつけ、生徒の伝統が綿々と続いていると思います。本当に素晴らしい学校ですね。 - 在校生へエールを!
- 難しいねー。私自身のことを踏まえて言えば、できるだけ健康でいることがすべてだと思います。
風邪ひかないように、転ばないように。
それから、この齢になってからパソコンの勉強を始めたんだけれども、人の4倍くらい時間かかっていますが、楽しくてしょうがないですね。若くいる秘訣だなーと思っています。 - 来年、再来年もお会いできるのを楽しみにしています。
- 私も楽しみにしています。どうもありがとうございました。
高橋和也さん、岡田拓也さん 平成17年卒/出席者内最年少
- 東京同窓会に参加して、いかがでしたか?
- (岡田さん)こんなに人数がたくさん集まることは、想定していなかったので、大きな会でびっくりしています。
- (高橋さん)私も同じで、人がたくさんいて、驚きました。
- 長高生で良かったことは何ですか?
- (岡田さん)学生時代の仲間が今も仲間であり続けているということだけでも良かったと思えています。東京同窓会に参加させていただけることも良かったと思っています。
- (高橋さん)思ったよりも有名で、「長高出身なんだね」という感じで、話の掴みになります!
- 在校生へエールを!
- (岡田さん)東京に来ていただいてもこれだけ多くの方々が待っていらっしゃるので、ぜひ新潟に残っても東京に来てもぜひ安心して、来てください。
- (高橋さん)高校生活は3年で終わってしまうので、ぜひ楽しんで学校生活を送って下さい。
立川恭子さん 昭和47年卒/長岡同窓会副会長
- 私は、記念資料館という代々の長岡高校の歴史を展示している資料館を担当しているわけです。
そこで展示されている資料を見ると、この学校の素晴らしい歴史がすごくよく分かります。それを同窓のみなさんに周知していくのが私の仕事だな、と思っています。
現在は、現役の長高生に「和同祭」という文化祭の時に合わせて、資料館をOB展というのをやっています。これは、OBの中にも現役生の中にも非常に優れた作品を生み出す方がいるので、今年度は「切り絵」なんですが、そういう作品を展示しています。後輩の生徒諸君、保護者の方々、先生方にも見ていただけるように試みております。
こういう形で長高の「伝統」を守るお手伝いをさせていただいているつもりでおります。 - 長高生で良かったことは何ですか?
- 在学当時は、少し暗い生活だな、と思っていたんですが、この齢になって多くの年数を経て、多くの友人や先輩、後輩に支えられているという場面が多いですね。
長高を卒業して、一生懸命生きてきた訳ですけれども支え合って生きてこられたというのが物凄く良かったことだな、と思っています。 - 在校生へエールを!
- 一人で生きていけるわけではないし、ある程度能力が恵まれて長高に入っているわけですから、その能力を誰かのために使うように考えてもらうと、この学校もより発展するのではないか、と思います。
事前の了解をいただいた方だけでなく、当日の会場の雰囲気でインタビューをお願いした方もおられましたが、インタビューに応じていただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
毎年たくさんの同窓生の方々にご参加いただいていますが、どうしても都合がつかなかった方、一度も参加したことはないが総会の模様を見てみたいと思われる方もおられると思います。
一人でも多くの同窓生に総会の生の雰囲気をお伝えするべく、今年もこのページを作成しました。
皆様にお楽しみいただけば幸甚です。
長岡中学・高校東京同窓会ITチーム一同