平成31年(2019年)4月に東京支部長に就任しました。その翌年1月にコロナ禍が始まり、4月に予定されていた東京同窓会総会は夏以降に延期され、その夏には開催を断念せざるを得なくなりました。
その後もコロナ禍はなかなか終息せず、令和3年(2021年)と令和4年も同窓生が一堂に会する総会を開催できず、当番幹事団・常任幹事団と長岡の同窓会長・校長を結んだ簡易な総会の開催模様をオンライン中継し、同窓生の皆様に見ていただく対応を行いました。
令和5年に漸く京王プラザホテルの会場に同窓生が集う総会を行うことができるようになり、その後令和8年まで4年続けて総会を開催できました。
コロナ禍の渦中にいた頃は「一度も一堂に会する同窓会を開催できなかった支部長」という嬉しくない呼び名がつくのかと心配もしましたが、皆様の努力・協力により東京同窓会が蘇ったことを心から嬉しく思っています。
この7年間で一番深く考えさせられたのは「継続」「伝統」ということでした。
3年間の忍耐の時期が過ぎて、同窓会の復活開催の年に当番幹事に当たった平成4年卒の皆さんは、3年間のブランクにより当番幹事を引き継いでくれる先輩年度がいないだけでなく、コロナ禍以前の東京同窓会に参加した経験のある同窓生が少ないという悪条件下で、当番幹事を引き受けざるを得ませんでした。
毎年東京同窓会を開催していた時には、1年毎に当番幹事団のノウハウが確実に伝えられて、円滑に運営できて来たのですが、それがコロナ禍により分断されてしまいました。その影響は常任幹事団の想像を超えるものでした。そんな厳しい条件下でも直近4年間の当番幹事が精一杯努力を続け、今年はコロナ禍前の参加者600名規模の同窓会に復帰できました。
翻って、現在の長岡高校の1学年の在校生数が以前の500名規模から300名強に減少して来ていることを考えると、今後参加者規模の縮小傾向は予想しておく必要があるでしょう。又、時代の変化が激しい今日では物の発想法自体も変化して来ているはずであり、世代間の発想法の違いをうまく調和させるような努力も必要だと考えます。このような状況の変化に柔軟に対応しながら末永く東京同窓会が継続されることを祈るばかりです。
この度、東京支部長を退任するに当って、各学年幹事・各年の当番幹事団・常任幹事の皆様方の尽力に心より御礼申し上げます。今後も東京同窓会が安定的に継続され、これが長岡中学・長岡高校の伝統だと言われるようになることを願うばかりです。
長岡中学・長岡高等学校東京同窓会 支部長 大原 精一
